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「こころに贅沢な」時間を世の中に増やすことを目指している、一休で働く社員のできごとを発信します。

2022.01.12(水)

「飲食店への貢献」という理念を胸に転職。東海支社長が一休でつくりたい世界とは

柴﨑剛輝さんレストラン事業本部 営業部 東海支社 支社長)
1994年 東京都福生市生まれ
2016年 株式会社ベネフィット・ワンに入社
2019年 株式会社一休に入社

 

Q. これまでのキャリアを教えてください

 学生の頃は、「オイシックス」でアルバイトをしていました。食品やミールキットの通信販売をメインで行う同社ですが、当時は吉祥寺に実店舗を構えたタイミングでした。そのオープニングスタッフとして、食品の陳列から廃棄に至るまでのルールづくりに関わらせてもらったり、時には農家さんに行ったり、いろいろと経験させてもらいました。振り返ってみると、僕のキャリアはそれからずっと、「食」に関わってきているんです。

 就職活動は、「自分の付加価値を通して人を幸せにできる仕事」という漠然とした思いで始めましたが、全然うまくいきませんでした。そこから、「僕には何が向いているのだろう……」と真剣に考えて、結果的にベンチャーマインドのある会社を選びました。オイシックスのアルバイトで、ゼロからみんなで作り上げていく過程の楽しさを経験した影響が大きいと思います。

 そして入社したのが、「ベネフィット・ワン」という、福利厚生などのアウトソーシングサービスを提供する会社です。ベネフィット・ワンは1,000名を超える規模の会社ですが、もともとはグループ会社の社内ベンチャーとして立ち上がった点や、創業者が代表として活躍している点に、伸びしろや面白みを感じたのです。僕は営業職として入社し、飲食店に関わる事業部を希望して、掲載コンテンツを充実させるための活動をしていました。掲載店舗を新規開拓して、掲載後は情報のメンテナンスもして。担当店舗としては1,000軒くらいありました。さらに2年目には新規事業の企画立案にも参加させてもらい……、ベンチャーマインドを持つタフな組織の中で鍛えられた期間でした。


Q.一休に転職した経緯を教えてください
 きっかけは、入社から2年半ほど経った2018年9月に開催された、一休の採用イベントでした。ちょうどその頃、前職の飲食コンテンツで新規事業が立ち上がっていて、僕は新しくオンライン予約の掲載店舗の開拓をしていたんです。どうしたらそのビジネスが上手くいくか、『News Picks』などの経済情報をひたすら読んで探していました。そんな中、記事で告知されていた一休の採用イベントに目が留まったのです。「一休・榊CEOの経営思考を疑似体験する」というテーマで、100億円の時価総額を1000億円に変えたロジックをワークショップでやりましょう、という内容だったのですが、何よりオンライン予約の市場で伸びている一休というところに興味があり、イベントに参加させてもらいました。そこにあったのは、レストラン事業部長に話を聞きたいという下心で、一休に転職する気はまったくなかったです(笑)。

 後日、ワークショップで同じグループだった一休の先輩社員から「ちょっと面接受けてみない?」と声をかけてもらったことを機に、気持ちに変化が生まれました。ちょうど社会人3年目で、少し違うフィールドで「飲食」への貢献を学びたいという思いが出てきたところでした。客観的に見た自分の状態や、自分が本当にやりたいことを一度整理してみたいという気持ちもあり、転職活動に踏み切ったのです。

 “自分が本当にやりたいこと”を突き詰めていくと、「飲食」と「地域活性」の2つに絞られました。それまでの飲食経験の中で、業界への貢献はもちろん、地域活性を通して生産者の役に立ちたいという思いも芽生えていました。なので、転職活動の際は一休の他に、「地域」に関するプロジェクトを多く立ち上げているクラウドファンディングの会社を志望していて、どちらかというと気持ちはそちらに傾いていました。

 それでも、悩んで悩んで最終的に一休に決めたのは、「飲食店への貢献」という自分の理念と、一休が提供するサービスの理念とがピッタリとつながったからです。


Q. 入社後の仕事内容を教えてください
 2019年の3月に入社して、「一休.comレストラン」の新規営業チームに配属されました。3か月目からは、「プレミアムレストラン」と呼んでいる、予約が困難なほど人気のあるお店を専門とした新規営業の担当になりました。そこで圧倒されたのが、トップオブトップのお店を作る方々の世界観です。それは、お店の立地や食材への細部までのこだわりだったり感性だったりで、僕が考えたこともないような世界だったので、学びが多く、どんどん引き込まれていきました。

 そんな中で当時の上司によく問われていたのが、「柴﨑くんが一休で作りたい世界観ってなに?」ということでした。「お店さんの世界観があるように、一休の世界観もあるよ」と。そこで、自分が予約困難店との関わりの中で作りたい“世界観”というものをすごく考えるようになり、それを考えながら日々の営業活動ができたことは、とてもいい経験になりました。

 僕は、「いいお店さんに、いいお客さんを連れてこれる世界」を作りたいと思っています。一休でいうと、ヘビーユーザーであるダイヤモンド会員の皆さんに素敵なお店を利用してもらいたいというのが、まず第一です。それだけじゃなく、あまり頻繁には利用されない会員の皆さんにも、一休なら素敵なお店を予約できるということを知っていただきたいのです。それはつまり、クライアントであるお店さんの常連を一休で作り、一休のお客様をより太いお客様にしていくということ。それをクライアントと一緒に作り上げていきたいというのが、僕が考えてきた世界観です。

 そんな世界観をお店さんに語り共感してもらうということをやっていたら、次々に新しいお店を紹介してもらえるようになり、入社4か月目以降は多くの予約困難店の新規掲載につなげることができました。


Q.東海支社への異動の経緯とミッションは?
 東海支社へ異動して支社長に就任したのは、入社から1年たった2020年の4月です。もともと飲食店に貢献したいという思いが強くて一休に入ったので、そのためには収益を拡大していくとか、売上を上げていくという部分を、自分も経験と知識として学んで蓄積していかなくてはいけない、という思いがありました。それを習得するにはプレミアムレストランの新規開拓に専念するよりも、新規営業・既存営業の両方を経験して全体感をつかめる支社での仕事の方がいいと考えたので、東海支社への異動の話は二つ返事で承諾させてもらいました。

 異動してきて感じるのは、「一休.comレストラン」は東海エリアではまだまだ認知度の低いサービスだということです。愛知の飲食店や会員の方とお話すると、やっぱり一休は宿泊サイトのイメージが強いと感じます。東海エリアの方々に、一休ではレストランも予約できますよ、さらにそれがお得に予約できるんですよ、ということを認知してもらう必要があると考えています。なので支社のミッションとしては、①素敵なレストランのラインナップを増やそう、②お得に予約できる環境を整えよう、という2つです。その根底にあるのは、「いいお店さんに、いいお客さんを連れてこれる世界」という、プレミアムレストランへの営業時代と同じ世界観だと思っています。


Q.東海支社のPRをお願いします!
 平均年齢が20代後半のチームで、メンバー全員がのびのびとやってくれています。その中でも、それぞれ自分のミッションと向き合うことのできる人たちです。目の前の課題に対して悩むことも多いのですが、メンバー同士で考え、支社長である僕の案だけではなくメンバーのアイデアで動くこともあり、意見を言い合えるチームです。

 メンバーの経験や感覚をもとにチームが動いて、それが結果につながった時は、特にやりがいを感じることができます。結果が数字でわかる瞬間というのは、このメンバーで仕事をしている意味や、結果としてユーザーに喜んでもらえていることを改めて実感できるので、忙しい中でもモチベーションにつながりますね。


Q.これから応募される方へメッセージをお願いします
 一休は全体的に自由度が高い会社です。「誰が言うかより何を言うか」を大切にしているカルチャーなので、どうやったらユーザーに使ってもらえるのか、どうやったらお店の課題を解決できるのかを、事業部目線で考えて発言できる方なら、きっと活躍できる環境だと思います。

 そんなカルチャーや世界観に共感していただける方と一緒に、これからも東海エリアを盛り上げていきたいです!

 

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