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「こころに贅沢な」時間を世の中に増やすことを目指している、一休で働く社員のできごとを発信します。

2022.07.21(木)

ミッションはスピードを落とさず事業と並走すること。一休の法務ならではの“できること”とは

一休では、成長ポテンシャルの高い既存事業を推進するとともに、新しい価値創造にも積極的に取り組んでいます。コンプライアンスやリスクマネジメントの重要性が高まる中、既存事業の成長においても、新規事業の立ち上げにおいても、重要な役割を担うのが法務部門。アフターコロナに向けて変化を加速させていく中、法務として一休の事業に携わるおもしろさとは――。一人法務として幅広い経験をされてきた吉川武志さんにお話を聞きました!
▲吉川 武志さん(管理本部 法務部 部長)
神戸大学法学部卒業。2010年に新卒でキヤノン株式会社入社。契約審査、渉外法務を担当した後、ロンドンのグループ会社へ赴任。帰国後1年間の渉外法務を経て、2018年3月に法務担当として株式会社一休へ転職。2021年からはヤフー株式会社の法務を兼任。

 

――はじめに、一休における法務のミッションを教えてください!

まず、一般的な法務のミッションは、ビジネスを進める上での法的なリスクへの対応をすることと、会社内で法律違反が起こらないようにする予防法務の2つだと思います。一休の法務もその2つの観点でやっていくのですが、そこにスピード感が加わります。みんないろいろなアイデアを持っていて新しいことをやりたいと考えているので、いかにスピードを止めずに進めるかというのが、一休の法務における最大のミッションです。

昨年からはヤフーなど社外と連携して進める業務が増えたり、今年度は新しいサービスが立ち上がったりと、より幅広い分野での事業検討や体制構築が必要なフェーズです。現在は私が、いわゆる“一人法務”でやっていますが、事業のスピードを落とさないためには、法務を組織化していく必要があると考えています。少人数のチームを作って、一緒にさまざまな法務課題に取り組んでいきたいです。

 

――事業のスピードを落とさないために重要なポジションなんですね

はい。役員の思考も常にアップデートされていくので、それに合わせて、法的にはどうすればそれを実現できるかなということを考える。そのスピード感に付いていくことが重要なんです。

これは一休のいいところだと思うのですが、フラットな組織なので、役員が新しいアイデアに関する法的な意見を私の席まで尋ねに来てくれたりします。前職は大企業だったので、役員クラスの方が近づいてくることなんて、まずなかったですね……。こういうカルチャーなので、一休は会社の方針がすごくわかりやすくて。たとえば、私の席の斜め前に座っているCHROの植村さんからは、経営会議で出た問題などをすぐに共有してもらえて、その上でどうしたらいいのかという回答を求められたりします。経営との距離が近く情報がすぐに入ってくる分、スピード感をもって返すことが求められるんです。

情報が下りてくるまでに全然レイヤーがないというのは、法務をやる上でとても仕事がやりやすいと思います。いろいろ決まった後で、いや実はここが問題で……となると全部ひっくり返っちゃったりするので。

 

――たしかに、役員との距離の近さというのは一休の特徴ですね。他に、一休の法務ならではと言えることはありますか?

法務としてのキャリアの中で、すごくいい経験が積めるところじゃないかなと思います。大規模な会社の法務だと、教育環境が整っているので学べることは多いと思います。一方で、人数が多い分ボールを渡される人が限られるので案件はなかなか降ってこないのですが、一休ではすぐに何でもやってもらうことができます。同じ1年でも、大企業での1年と比べるといろんなことができる。自分が目立てる場がたくさんあるというのが、一休の法務ならではだと思います。そして、法務の経験を積んだ上で、やる気次第では法務以外の業務であっても何でもやらせてもらえるという点も、一休ならではの魅力です。

 

――それはおもしろい環境ですね。吉川さんは一休でどんな経験をされてきたのですか?

直近でインパクトが大きかったことでいうと、一休が「Yahoo!トラベル」を運営することになり、それに伴い私がヤフーに兼務出向したことです。2021年にヤフーと一休はオンライントラベル事業を一本化し、ノウハウが豊富な一休側がメインで運営をすることになりました。子会社である一休に決定権を委ねてもらえるというのは、すごく大きな出来事ですよね。その中で私はヤフーの法務に兼務出向することになり、Yahoo!トラベルにおける法務的な意思決定をすることになりました。慣れるまでは大変でしたが、非常に大きな経験になっています。

このように、大きな案件でも任せてもらえるというのが、とてもおもしろいですね。普通は法務のトップが出ていくような重要な案件でも、経営と一緒に前面に出ていくこともあります。一般の会社なら情報すら下りてこないような案件でも、一人法務だからこそ対応できるっていうのは、非常におもしろいなと感じます。一方でそれは厳しさでもあって、何でも経験できるからこそ、やったことのないこともどんどん任せてもらえるので、そこは日々勉強ですね。

そんな中で心強いのは、Zホールディングスやヤフーの法務と連携が取れている点です。ヤフーは社内弁護士の在籍数が日本でもトップクラスの企業で、彼らは考え方が整理されていてとてもわかりやすく、尊敬できる存在です。

 

――これからは組織化していくというお話でしたが、チームとして何をしていきたいですか?

まずはノウハウを蓄積していきたいです。一人法務の良くないところなのですが、これまで法的な相談はぜんぶ私のところにきて、それに対してSlackのDMで回答をして……とやってきたので、ノウハウが全然蓄積されていないんです。私の頭の中にはありますが、会社としては知識が積み重なっていなくて、それは問題だと思っています。なので、過去の対応を記録として残すことで、法務チームとして標準的な対応ができる仕組みを作っていきたいです。

その上で、裁量を持って伸び伸びとやれるチームにしていきたいですね。いろいろと経験されてきている方なら、その経験を活かしてより何でもできる環境です。以前の私と同じようにちょっと大きめの組織にいて、やっぱり自分で何でもやってみたい!という若い方にとっても、非常にいい環境だと思います。Zホールディングスやヤフーの方と連携することが多い業務なので、私たち法務が頑張ることで、グループ会社の中でも目立つ存在になっていきたいなと考えています。

 

一緒にいい会社にしていきましょう!